セシウム(Cesium)

投稿者 :リンクプロ on

説明
セシウムは、リチウム、ナトリウム、カリウムに似た金属元素です。非放射性セシウムのサプリメントは「高pH療法」と呼ばれることもあります。

「高pH療法」を推進する人々は、セシウムが癌細胞のpH(酸性度)に影響を与えると主張していますが、これを裏付ける証拠はありません。自然状態ではセシウムは放射性ではありませんが、実験室で放射性にすることが可能です。

人々は非放射性セシウムを癌治療に使用していますが、その有効性を裏付ける科学的根拠はありません。また、安全性も低いとされています。米国食品医薬品局(FDA)は、セシウムの使用による深刻な心臓毒性や死亡のリスクがあるとして、医薬品としての使用を警告しています。

効果
セシウムはさまざまな目的で使用されることに関心が持たれていますが、その有効性を判断するための信頼できる情報は十分にありません。

安全性
口から摂取する場合: セシウムは安全性が低いとされています。セシウムサプリメントを摂取した後に、重篤な低血圧、不整脈、死亡の報告があります。

特別な注意事項と警告

  • 妊娠中および授乳中: 妊娠中や授乳中にセシウムを使用することが安全かどうかについて信頼できる情報はありません。安全を期すため、使用を避けてください。
  • 不整脈: セシウムは不整脈を悪化させる可能性があります。この状態がある場合はセシウムを使用しないでください。

薬物相互作用

  • 炎症に対する薬(コルチコステロイド)
    相互作用の評価=中程度: この組み合わせには注意が必要です。
    一部の炎症治療薬は体内のカリウムを減少させる可能性があります。セシウムも同様にカリウムレベルを減少させる可能性があるため、併用するとカリウムレベルが過度に低下する可能性があります。

  • 不整脈を引き起こす可能性のある薬(QT間隔延長薬)
    相互作用の評価=重大: この組み合わせは避けるべきです。
    セシウムは心臓の電気信号に影響を与える可能性があり、不整脈のリスクを増加させます。QT間隔延長を引き起こす薬と併用すると、深刻な心臓の問題を引き起こすリスクが高まります。

  • 利尿剤(ウォーターピル)
    相互作用の評価=中程度: この組み合わせには注意が必要です。
    セシウムはカリウムレベルを低下させる可能性があり、利尿剤も同様にカリウムを減少させるため、併用するとカリウムレベルが危険なほど低下する可能性があります。

ハーブとの相互作用

  • 不整脈を引き起こす可能性のあるハーブおよびサプリメント(QT間隔延長薬): セシウムは心臓の電気信号に影響を与え、不整脈のリスクを増加させる可能性があります。同様の効果を持つハーブやサプリメント(ビターオレンジ、エフェドラ、グレープフルーツ、イボガ、オタネニンジンなど)との併用は、深刻な心臓の問題のリスクを高める可能性があります。

食べ物との相互作用

食物との相互作用は知られていません。

用量

セシウムの適切な用量について信頼できる情報は十分にありません。また、口からセシウムサプリメントを摂取することは安全ではない可能性があります。使用前に医療専門家に相談してください。

他の名前

原子番号55、セシウム-137、セシウム炭酸塩、セシウム塩化物、塩化セシウム、Cs、CsCl、高pH療法など


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