ケノポディウム油(Chenopodium Oil)
投稿者 :リンクプロ on
説明
ケノポディウム油は、ケノポディウム植物(Dysphania ambrosioides)から作られ、エパソテとも呼ばれます。この植物は中南米に生育しています。
ケノポディウム油には、アスカリドールという有毒な化学物質が大量に含まれています。アスカリドールの含有量は、使用する植物の部位、季節、栽培された場所によって異なります。アスカリドールは、回虫、鉤虫、一部の条虫を麻痺させると考えられています。
ケノポディウム油は、腸内の寄生虫感染やその他の状態に使用されますが、これらの用途を支持する十分な科学的証拠はありません。また、ケノポディウム油の使用は危険です。深刻な副作用、さらには死亡が報告されています。
ケノポディウム油(ウォームシードとも呼ばれる)は、ウォームシードやウォームウッド(ヨモギ属の植物)とは異なるものですので、混同しないでください。
効果
ケノポディウム油はさまざまな目的で使用されることがありますが、その有効性を判断するための信頼できる情報はまだ不十分です。
安全性
経口摂取時:ケノポディウム油は危険です。アスカリドールという有毒な化学物質が含まれており、副作用には、めまい、皮膚刺激、嘔吐、難聴、麻痺、肝臓損傷、死亡などが報告されています。
特別な注意事項と警告
- 妊娠中および授乳中:ケノポディウム油は、妊娠中や授乳中に経口摂取すると危険です。有毒な化学物質が含まれています。
薬物相互作用
-
光感作性薬物(光に対する感受性を高める薬物)
相互作用の評価=中程度。慎重に使用する必要があります。
一部の薬物は皮膚の光に対する感受性を高める可能性があります。ケノポディウム油も同様の作用を持つ可能性があり、これらの製品を併用すると、日光にさらされた際に日焼け、水ぶくれ、発疹のリスクが高まる可能性があります。日光に当たる際には、日焼け止めや保護服を着用してください。
ハーブやサプリメントとの相互作用
既知のハーブやサプリメントとの相互作用はありません。
食品との相互作用
既知の食品との相互作用はありません。
用量
ケノポディウム油の適切な用量については、信頼できる情報が不足しています。有毒な化学物質が含まれており、危険です。使用する前に必ず医療提供者に相談してください。
その他の名称
アセイト・デ・パイコ、アセイト・デ・ケノポディオ、アメリカン・ウォームシード、エパソテ、パイコ、メキシカンティー、ジェスイットティーなど。
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- タグ: サプリメント